暮らしのかけらを、旅の途中で拾いながら

このカテゴリでは、「私はどう生きていきたいのか?」という根本的な問いに目を向けて、旅のなかで考えたことや感じたことを、少しずつ言葉にしていこうと思っています。

私は、いわゆる王道の人生を歩いてきたわけではありません。どこかで立ち止まり、進む道を考え直してきた結果、今は旅をしながら暮らしています。

今は移動する生活を選んでいますが、将来的にどこかに根を下ろす可能性もあります。無限にある選択肢のなかから、どんな道を進んでいくのか——それは、まだ自分でもわかっていません。

たとえば、ふと足が向く散歩道や、現地のスーパーで手に取った食材。誰とも話さずに過ごした静かな一日や、その土地で少しずつ整っていく自分のリズム。
そんな小さな場面の積み重ねのなかに、自分らしい「暮らし」のかけらが見えることがあるかもしれません。

まだ明確な答えは見つかっていません。けれど、今後このカテゴリでは、たとえばこんな問いを見つめていくかもしれません。

  • 暮らすように旅をするとは
  • アドレスホッパーの暮らしとは
  • 世間の正解ではなく、自分の「納得」に近づくにはどうすればいいのか

どれも、まだ途中の問いです。だからこそ、この場所では完璧な答えを探すのではなく、自分にとっての心地よさを探っていきたいと思います。